2024年度もGPマーク普及大賞ゴールドプライズに選出されました。


私たち六三グループは、日本印刷産業連合会主催「GPマーク普及大賞」で、2024年も「GPマーク普及大賞ゴールドプライズ」に選出されました。2023年から新設されたこのゴールドプライズは、「GPマーク普及大賞」を過去に3回以上受賞した企業が対象となる最上位表彰で、六三印刷は2016年から2022年まで7年連続で普及大賞を受賞し、昨年初代「GPマーク普及大賞ゴールドプライズ」に選出され、これで2年連続となります。
六三グループは、これからも環境に優しく品質の高いGP製品の製造と、さらなる普及のために尽力していきます。
GP製品への取組み

六三グループの環境対応企業としての取組みのひとつが、グリーンプリンティング(GP)の普及です。「GP認定制度」では、日本印刷産業連合会の環境自主基準を達成した工場・事業所を、GP認定工場として定めています。全国に何千、何万とある印刷工場のうち、認定を受けているのは439工場(※2025年4月1日現在)。六三印刷東京本社/水沢工場は、2009年にGP認定工場に指定されました。認定工場が製造し、資材や印刷工程において総合的に環境に配慮された印刷製品には、「GPマーク」を表示することができます。大量印刷による環境負荷を減らし、エンドユーザーにも環境に配慮した製品であることを明示するGPマークは、多くのお客様から信頼を寄せられています。
印刷産業環境優良工場
「経済産業大臣賞」受賞


岩手県奥州市にある水沢工場は、平成26年度印刷産業環境優良工場表彰にて最高賞の「経済産業大臣賞」を受賞しています。2009年にGP認定工場となり、「GPマーク表示件数日本一」に向けて全社を挙げて取組み達成したことや、環境関連の法令遵守、工場周辺の清掃や各所施設への残紙の寄贈などの社会貢献活動が受賞につながったと考えています。これからも環境配慮印刷のリーディングカンパニーとして、取組みを続けてまいります。
環境/GP勉強会の開催
目標の設定と進捗の確認

より多くの環境配慮製品を社会に送り出すためには、社員一人ひとりが環境に対する知識を高めることが必要です。六三グループでは毎月1回、全社員を対象とした環境/GPに関するWebテストを実施。また、部署ごとに環境対応の目標を定め、毎月1回の環境管理委員会で進捗を確認しています。
環境にやさしい印刷事業
水なし印刷/ノンVOCインキ

印刷工程において、IPA(イソプロピルアルコール)といったVOC(揮発性有機化合物)を含んだ湿し水を使うことが問題視されているオフセット印刷。六三グループの水沢工場では、環境保全の観点から一般的なオフセット印刷ではなく、有害物質を含んだ湿し水を使用せずに印刷することが可能な「水なし印刷」を採用しています。この「水なし印刷」は、湿し水だけでなく、有害な廃液も一切出ない方式なので、現像液使用量や廃液量も大幅に低減。さらに、植物油インキより環境に優しい「ノンVOCインキ」の実用も広げています。2024年4月から2025年3月までの1年間に水沢工場で購入したすべてのインキが「環境配慮型インキ」で、そのうち約87%が「ノンVOCインキ」でした。
「Clear Skyサポーター制度」に登録

六三グループでは、大気環境改善を目的とした取組みをより一層強化するために、東京都が推し進める「Clear Skyサポーター制度」に登録。印刷工程における大気汚染原因物質の削減はもちろん、エコドライブ推進や各種リサイクル強化による温室効果ガス排出量削減など、地球の空を守る様々な活動を実施すると同時に、社員一人ひとりの意識向上にも努めています。
環境事業


六三グループは、2009年から環境事業に参入しています。温室効果ガスを抑制できる次世代エネルギー「太陽光発電」を拡販するための企業として、ムツミソラクル株式会社を設立。多くの事業所やご家庭に太陽光発電を導入いただいてきました。また、環境事業の一環としてLEDや蓄電池も取り扱っています。ますますの需要増が見込まれる省エネルギー型環境製品を中心に、今後も環境事業を推進していきます。
LED/太陽光発電の
導入

六三グループ本社では、フロアの照明にLEDを使用しています。蛍光灯に比べ消費電力が大幅に削減されるとともに、照明器具の長寿命化に伴う環境保全への貢献、さらに明るさ改善・点灯中の発熱減少など、働きやすい職場環境づくりにも役立っています。また、水沢工場では社屋に太陽光パネルを設置しており、毎月電力会社へ売電した数値を管理・記録しています。こうした節電設備の積極的な導入と、社員全体の省エネ意識向上により、消費電力削減を目指しています。
ノーカーボン紙を
トイレットペーパーに
リサイクル


エコへの意識を高めるための取組みのひとつとして、複写伝票などに用いられるノーカーボン紙の残紙をトイレットペーパーの原料としてリサイクルしています。ノーカーボン紙には特殊な薬品が含まれるため、本来であれば焼却処分されますが、六三グループでは、独自に提携したリサイクル業者のご協力により再生利用しています。
PLATE to PLATEへの参加

水沢工場では、富士フイルムのグループ会社でリサイクルの推進窓口となる株式会社エフアールの「PLATE to PLATE」に参加しています。これは印刷会社・新聞社で使用された刷版のアルミニウムを再利用するクローズドループリサイクルシステムで、使用済みの刷版から従来と同じ高純度のアルミニウムを生成し、プレート製造に再利用する仕組みのこと。これにより刷版のライフサイクル全体で発生するCO2量を、アルミニウム新地金を使用する場合に比べ、最大60%削減することが可能となりました。
ペーパーレス校正


紙の消費削減や業務効率化を目的に、2020年6月より「ペーパーレス校正」を導入。液晶タブレットと専用のペンを使用することで、紙に依存しない校正・チェック作業を可能としました。その結果、東京本社全体でもコピー用紙購入枚数の年間約38%削減に成功し、年間で約700kgのCO2排出量削減に貢献しました。また、ペーパーレス校正と併せて、不要となった紙を裏紙として再利用することも推進。これらにより大幅な紙の消費量削減を実現し、環境負荷の低減に大きく寄与しています。
電子請求書発行システムの導入

六三グループの工程管理部門であるパシックスでは、2023年1月よりクラウド型の電子請求書発行システムを運用しています。導入から約2年後の2024年12月時点で、六三印刷の全取引先のうち約92%が、従来の紙の請求書から電子請求書へ移行。2024年1月〜12月の期間に約9,000件の請求用紙削減を達成し、CO2排出量を約180kgの削減に貢献。ペーパーレス化に向けた取組みを加速させました。また、請求書の折作業や封入、投函の工程がなくなり、社員の業務負担軽減も実現。さらに、電子化により発送が不要となったことで、1件あたり約110円、1年間で約990,000円の発送コスト削減に成功し、配送の際にトラックなどが排出するCO2の約135kg削減にも貢献しています。
ペットボトル容器をつぶしてごみ排出量削減へ

全員がペットボトル容器をきちんとつぶして捨てられたら、もっとごみの排出は減らせるのでは?社員の働きかけから、六三グループの本社では、ペットボトルを小さくつぶせるクラッシャーを導入しました。破棄容器の体積を小さくすることで、ごみの総排出量を削減しています。簡単につぶせるため社員全員が積極的に協力。今後も環境問題へ意識を持ち続け、一人ひとりにできることを実践していきます。
グリーン製品購入

持続可能な社会の実現のために、六三グループでは製品を購入する際に、環境負荷軽減を考慮されたものを選ぶように努めています。例えば、社内で利用しているコピー用紙やトイレットペーパーなどの紙製品、文房具などの事務用品は、包装や本体が環境に配慮された材料を使用している製品、さらに分別・リサイクルしやすい製品を優先的に購入することで環境保護へ貢献しています。
コンプライアンスへの取組み
SDGsの合致項目
法規制遵守の取組み

企業における法規制遵守は、企業の持続的な成長と社会的な信頼を得るために不可欠です。六三グループでは、個人情報保護に関する法律や環境関連法規など、様々な仕事に関わる法律や法令、条例などをまとめ、全社員が閲覧可能とすることに取組んでいます。それぞれの部署に関連する法令などをしっかりとチェックし、コンプライアンスの遵守を徹底しています。
ライセンス管理

コンプライアンスを遵守するために、全日本印刷工業組合連合会が提供するAdobeライセンスプログラムに登録しています。これは印刷業界で最も使用されているAdobe製品のライセンスを一元管理できるプログラムで、業務に欠かせないソフトウェアを不正利用することなく、正規にライセンス契約を結んでいます。
CSRスリースター認定取得


環境・安全・エネルギー・福祉・ライフスタイルなど、企業を取り巻く環境が大きく変化し、社会からの様々な要請に応えるCSR(企業の社会的責任)が重要視される中、六三グループでは、全日本印刷工業組合連合会が行う「全印工連CSR認定」の最上位認定である「スリースター認定」を受けています。スリースター認定企業は2024年10月現在、日本全国で六三グループを含めて15社しかありません。今後も印刷業界が社会の中で必要とされる業界であり続けるため、六三グループの取組みを率先して向上させていくことを目指します。
情報セキュリティへの取組み
SDGsの合致項目
ISMS(ISO27001)
認証取得

六三グループでは情報化社会の急速な発展に合わせ、お客様の財産である情報の管理について、その重要性を強く認識し、早くからその強化に取り組んできました。
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を構築し、2005年9月22日に、ISMS(ISO27001)を認証取得いたしました。六三グループの情報セキュリティの取組みは、ISMSに準拠する形で行っており、情報セキュリティ基本方針のもと、継続的な情報セキュリティマネジメントの運営に努めています。
ISMS勉強会の開催/
目標の設定と進捗の確認

情報セキュリティを守るためには、全社員がISMSについて深く知ることが重要です。六三グループでは、毎月1回ISMSのWebテストを実施。また、各部署ごとに情報セキュリティの目標を定め、毎月1回のISMS委員会で目標の進捗を確認しています。
セキュリティ対策

お客様や社内の情報を守るため、万全のセキュリティ体制を構築。建物全体の警備システムだけでなく、部外者の立ち入りを制限するセキュリティエリア、特定の社員のみが入退室可能なセキュリティルームを設置し、段階的なセキュリティ管理を行っています。Webサービスにおいても、サーバーの24時間監視や機器ネットワークインフラの強化により、物理的な面からも情報を保護。また、機密保持契約(NDA)の締結など、あらゆる手段を講じて情報管理を徹底しています。
個人情報保護
に関する取組み

個人情報の保護は企業が取組むべき優先事項のひとつです。特に、情報産業の一翼を担う企業として、個人情報の保護は社会的責務であり、社員一人ひとりの意識の向上はもちろん、設備投資や社内の個人情報保護のルール化も同時に行う必要があると考えています。六三グループでは、ISMSの基準に準拠する形で全社員が個人情報保護の意識を持ち、事業活動を円滑に行うための取組みを行っています。
セキュリティルーム設置

六三グループでは、応接スペースを除くすべてのエリアを部外者立入禁止と定め、社内外の機密情報へのアクセスを制限しています。加えて水沢工場には、少数の決められた社員のみ入室を許可されているセキュリティルームが設置されています。
このセキュリティルームは、個々の条件に合わせて1枚ずつ掲載内容を可変するバリアブル印刷を行う専用エリアとして施工されたもので、機密情報の中でもセキュリティレベルの高い個人情報を保護しています。セキュリティルーム入口に設置された非接触式カード錠システムは、セキュリティカードを携行しない人員に対して入室を制限するだけでなく、セキュリティカードごとに入退室のログを管理しています。外部からの脅威を防ぎ、セキュリティを高く保つことで、お客様からの信頼に応えられるよう、システムの運用に対しても定期的な見直しを実施しています。
ITインフラの高位平準化による
セキュリティ対策とサービス向上

六三グループが制作・管理しているWebサイト・Webシステムは、アマゾンウェブサービス(以下AWS)というクラウドプラットフォームを導入し、自社専門チームが運用をしています。AWSは主要な政府機関や銀行などが求める高いセキュリティ要件を満たすよう構築され、クラウドプロバイダーの中でも豊富な運用経験を持つサービスです。
AWSを利用した専門チームの取組みで、システムの階層化、専用回線によるメンテナンス、暗号化通信などの高いセキュリティ環境を構築。24時間監視を実現し、サーバー障害時や高負荷が発生した際にも最速で対応。すべてのデータはバックアップされ、万が一の外的要因による障害にも対応しており、セキュリティ面とサービス面のクオリティ向上を実現しています。
六三グループのクライアントすべてのWebサービスにおいて、安全性と安定性を高水準で確保するため、日々ITインフラの最適化も行っています。
セキュリティレベル向上のための
Google Workspace導入

六三グループでは、クラウド型グループウェアの『Google Workspace』を導入し、企業活動を行う上で重要な要素のひとつである「情報漏えいリスクの引下げ」を実践しています。セキュリティレベルの高いクラウド環境に情報を一元管理することで、社員個人のPC環境に情報を格納することがなくなり、万が一紛失や盗難などの事態に陥っても遠隔からアクセスをブロックすることで、社内外の機密情報を保護することが可能となっています。またファイルの共有はもちろん、セキュリティ保護環境でのチャットやビデオ通話も可能なため、業務の効率化、社員の労働環境の向上にも大きな役割を果たしています。
リモートワーク

介護・育児などの事情がある社員向けに導入されていた「在宅勤務制度」をもとに、働き方の多様性としてリモートワークを導入しています。台風や大雪などの自然災害時には、社員の安全を守るための臨時リモートワークも実施。IPアドレスの制限やワンタイムパスワードと併用したセキュリティ環境で、クラウドサーバーやビデオチャットなど様々なツールを使うことで出勤時と変わらない就業環境を確保。これにより社員の様々な事情に対応することができ、ワークライフバランスの向上に役立っています。
品質への取組み
SDGsの合致項目
メディア・ユニバーサル
デザイン
(MUD)
への取組み


コンペティション優秀賞受賞
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)とは、高齢者や色覚に障がいがある人など、すべての人々に見やすく、伝わりやすいデザインの手法です。六三グループでは、「デザインを通じた社会貢献」の一環として、この取組みを強化。
社員のMUDアドバイザー資格取得を積極的に推進するなど、MUDへの理解を深める活動を行っています。
全日本印刷工業組合連合会主催の「メディア・ユニバーサルデザインコンペティション」にも積極的に参加し、2023年の第17回では優秀賞(一般の部)を受賞しました。今後も同コンペに参加することで、「デザインを通じた社会貢献」に必要な知識と技術、そして発想力の向上に努めていきます。
品質の高位平準化への取組み
校閲専門部署「校閲課」の設置

ものづくりのプロフェッショナルとして、六三グループでは情報の正確性に責任あるサービスを提供。特に原稿照合と、法令やコンプライアンスに対する記述内容チェックについては、制作部門に設置された「校閲課」による校正・校閲を徹底しています。また、様々な制作上の留意点についての定期勉強会を開催することで「個々の知識レベル」の向上に努め、社内校閲マニュアルに基づいた「人に寄らない品質水準」も確保。加えて「より読みやすい文章」のご提案も実施しています。
社内勉強会の開催

六三グループでは、制作物の品質を高める取組みの一環として勉強会や事例共有会を定期的に開催しています。2020年からはコロナ禍におけるウイルス感染症防止対策としてオンラインでの開催となり、自席・自宅・地区営業所どこからでも参加が可能に。また後日資料が共有されるため、参加することができなかった社員も内容を知ることができます。勉強会や事例共有会を開催することによって個人がそれぞれ持っている知識やノウハウを共有し、各部署の知識の底上げや品質のさらなる向上につなげています。
外部研修への積極的な参加

最適な情報発信・情報収集・情報分析を提供できるよう、様々な外部研修に参加することにより全社員のレベルアップを図り、活力ある職場環境と人の育成を伴った組織づくりに取組んでいます。コロナ禍により「リアル」での外部セミナーや研修参加の機会は減りましたが、オンラインで開催される外部セミナーや研修に積極的に参加をしています。
プロジェクト管理ツール
Redmineの活用

業務を確実に効率よく行うために、プロジェクト管理ツール「Redmine(レッドマイン)」を導入しています。業務に関わる様々な情報と関係する担当者、及びその作業状況が即座に「見える化」されることで、無駄を省きながらタスクを効率良く、確実に実行することを目指しています。
案件管理システムの活用

2022年より自社開発のアプリケーションを使用し、案件情報の一元管理を行っています。すべての案件をガントチャートで見える化し、全部門が常に進捗状況を把握できることで、相違や遅延を防ぎスムーズな連携を実現しています。また、案件それぞれに制作データNo.を付与し、データの取り間違いを予防し正しくデータが管理されるよう徹底しています。
工場の検品体制の強化
水沢工場/旭川工場


六三グループの水沢工場では、1992年より印刷品質の最終チェックを行う「品質管理課」を設置。さらに2023年からは、工場内のすべての作業スキルを持つ「マルチ課」による二次検品も徹底し、検品体制を強化しています。また、田中シール印刷の旭川工場では、最新の検品装置を導入。不良個所が画面に高解像度で映し出されるので、検品精度はもちろん、作業効率も大きく向上しました。
技術力向上のための
技能認定試験実施


一人ひとりの社員が仕事で必要な技術を高いレベルで習得するため、旭川工場では会社独自の技能認定試験を定期的に実施。作業項目を細かく分け、その項目ごとにA〜Cランクの認定を与えます。社員たちはひとつでも上級の認定取得を目指し、試験に向けた勉強会なども行っています。
害虫駆除装置の設置

小さな虫が製品に混入することを防ぐため、旭川工場では専門業者に対策を依頼。害虫駆除装置の設置や毎月の定期点検などを行っています。この対策を導入して以来、害虫が混入してしまう問題は大幅に改善されました。
業務標準化への取組み
作業標準マニュアル/共有会の実施

六三グループの制作部門であるスタジオーネ63では、作業者によるクオリティや作業スピードの差、案件の属人化などをなくすため、作業標準マニュアルを作成。誰が対応してもミスや無駄が発生しないように努めています。 また、作業者が個々で蓄積している知識やノウハウ、ヒヤリハットの事例や対策などをチーム内で共有するために、メンバー全員が参加する勉強会を定期的に実施。個人の暗黙知を全体の形式知へと変換することで、業務効率を上げ、ミスのない高品質な制作物の提供につなげています。
社会貢献・地域指向への取組み
SDGsの合致項目
地域清掃イベントの開催
エコフェス「スポーツごみ拾い大会@潮見」

2024年5月18日の土曜日、東京(潮見)本社に集まった社員とそのご家族26名でエコフェス「スポーツごみ拾い大会@潮見」を開催。これは本社のある潮見周辺のごみ拾い活動をスポーツイベントにしたもので、「地域貢献」「環境保護活動」「参加者の環境への意識向上」を目的としています。ルールは拾ったごみを3種類(燃えるごみ、燃えないごみ、タバコの吸殻)に分類し、それぞれのごみの重さに応じたポイントを競い合うというもの。約5人1組のチームに分かれ、1時間ほどごみを集めました。最終的に全チームが回収したごみの総量は17kg。参加者全員が「ごみのポイ捨て問題」について改めて考えさせられる機会にもなりました。六三グループでは今後もこのような環境イベントを開催し、社員とそのご家族への環境意識向上活動を推進していきます。
産学連携


デザイン関連の専門学校のゼミナールと連携・協力した取組みを行いました。六三グループが展開する事業フィールドを「学生と企業との接点」として活用していただき、広い視野を持った人材の育成に寄与するとともに、活動を通じて社会貢献につなげていきたいと考えています。
中学生や職業訓練所からの
インターンシップ受け入れ

六三グループでは、地元の学校や職業能力開発センターよりインターンシップを受け入れています。また、地元の中学校の教師や生徒数名を受け入れ、印刷や制作現場の生の雰囲気を味わってもらう機会も設けています。
教育支援への取組み
インターンシップや工場見学の受け入れ


水沢工場では、教育支援の一環として近隣の学校や職業訓練所からの工場見学を実施。働くことや社会に対する理解の深化、就職に対する視野の拡大、さらに印刷業界に興味を持つきっかけとなるよう取組んでいます。 2023年12月13日には、岩手県南広域振興局からの依頼で、水沢商業高校2年生30名の見学を受け入れました。実際の印刷工程や環境に配慮した取組みなどを紹介したほか、工場玄関前で撮影した写真を使ったオリジナルノートを作成・配布するなど、六三グループならではの企画も実施。参加した学生からも高い評価を得ることができました。
アルミ缶を集めて
車椅子寄贈

アルミ缶をリサイクルし、他の協力会社とともに車椅子を介護・老人福祉施設へ寄贈するプロジェクトに、2012年から継続して参加しています。水沢工場では玄関にアルミ回収ボックスを設置し、社内で出るアルミ缶に加え、社員が各家庭からも缶を持参して収集。2024年度までに累計14台の車椅子を福祉施設へ寄贈しました。1台の車椅子を寄贈するために必要なアルミ缶は750kgで、ここ数年はコロナ禍の影響もあり1社単体で集めるのは難しい現状ですが、他の協力会社とともに、より多くの車椅子を寄贈できるように積極的に推進しています。
エコキャップの回収

社会貢献活動の一環として、2009年からペットボトルキャップの回収を行っています。2024年度には15,738個のキャップをNPO法人エコキャップ推進協会に寄付。回収されたキャップは再生プラスチック原料として換金され、リサイクルの促進、CO2の削減、売却益での障がい者・高齢者雇用促進、発展途上国へのポリオワクチンの医療支援など、様々な社会貢献活動に運用されています。
地域清掃活動への参加
東京本社/水沢工場/旭川工場

六三グループでは、地域貢献の一環として、会社周辺の美化運動に取組んでいます。 東京本社では、近隣企業が参加する「しおみの“わっ”プロジェクト」の活動として、有志社員が毎月2回の地域清掃に参加。 併せて、入社1年目の社員を中心とした社員が、毎朝会社周辺を清掃しています。 田中シール印刷の旭川工場では、旭川印刷製本工業協同組合が主催する「旭山動物園周辺ゴミ拾いボランティア」に定期的に参加。地元の人気観光スポット周辺の美化に努めることで、観光産業への貢献を見据えた活動も進めています。 水沢工場では、毎週水曜日に会社から1km圏内の清掃を実施。雑草が伸びる夏場には雑草の草刈りも行います。
普通救命講習/AED設置
救命講習受講優良証 応急手当推奨事業所

六三グループでは全社員の救命技能認定取得を推進。緊急時に救急車が到着するまでに、傷病者の生存率を引き上げるための救命処置を身につけています。認定証は3年おきに再講習を受講することで継続。2023年にはこの取組みを評価され、東京消防庁から救命講習受講優良証が交付されました。また、2019年よりAEDを設置し、社内はもちろん、会社周辺の緊急時に備えています。
献血

東日本大震災の経験から「企業の社会的責任」の重要性をあらためて認識した六三グループでは、震災翌年の2012年から毎年、東京本社と水沢工場で日本赤十字社より献血バスを招いて献血を行っています。社員はもちろん、近隣企業や近隣住民の方々にも呼びかけを行い、2024年度は合計32名の方にご協力いただきました。社会貢献への取組みというだけでなく、地域の方々とのコミュニケーションの一環として、今後もこの活動を継続していきます。
チャレンジデーへの参加

チャレンジデーとは、人口規模がほぼ同じ自治体間で行う、地域活性を目的としたイベントです。1日に15分以上スポーツなどの運動を行った住民の参加率を競い合うもので、対戦に敗れた場合は、勝った自治体の旗を庁舎のメインポールに1週間掲揚するというルールです。“まちの威信と名誉”をかけたこのイベント。水沢工場の2016年度の対戦自治体は長崎県大村市でしたが、先方の勝利で終了しました。
植樹・育樹祭

神奈川県横須賀市で定期的に開催されている「湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭」。ゴルフ場開発などで失われた自然環境の再生を目的としたイベントで、様々な企業や地元の方々などが参加。複数種類の植物を密集させて植樹する「混植・密植方式」により、森林の早期形成を目指しています。2024年の開催にも、六三グループから有志メンバーやそのご家族が参加。土地本来の潜在自然植生種の苗木を植えることで、1,333uに及ぶ面積への植樹達成に貢献しました。
近隣の園児たちとの交流
ハロウィンイベントへの参加

東京本社では近隣の保育施設が行うハロウィンイベントに参加しました。可愛らしいコスチュームで来社した園児たちを、本社エントランス前で六三グループの社員たちがお出迎え。お菓子をプレゼントするだけでなく、施設の先生や保護者のみなさまとも交流を深めました。
サポートパートナーとして協賛
地元開催「アートパラ深川」

本社からほど近く、地元深川で毎年開催される秋の市民芸術祭「アートパラ深川」。様々な障がいを持つ方の作品が深川の街にあふれるこのイベントに、2021年からサポートパートナーとして参加し、資金面だけではなく専門分野であるポスターやパンフレットの制作など、広報活動にも協力。今後も地元発信のイベントを積極的にサポートしていきます。
各所施設への紙の寄贈

水沢工場では、印刷時に使用しなかった予備の紙などを、地域の幼稚園に寄贈しました。限りある資源を無駄にせず、幼稚園のみなさまで有効に利用していただいています。
地域の子どもたちへの製品の寄贈


地域社会への貢献の一環として、子どもたちに向けた支援活動を継続的に行っています。自社で企画・製造した製品を、近隣の小学校や児童館、幼稚園などに寄贈し、学びや遊びの中で活用していただいています。また、商品の価値を最後まで活かすために、用途を見直した在庫商品の寄贈も行っています。ものづくりを行う企業として、製品に最後まで責任を持つという視点から、環境への配慮と子どもたちの豊かな感性を育む機会の両立を目指しています。
令和6年能登半島地震 義援金

令和6年能登半島地震で被災された方々の支援を目的に、東京本社をはじめとする六三グループ全営業所に災害義援金の募金箱を設置。総額100,000円の義援金が集まりました。 この義援金は全額、六三グループと取引のある被災地のHonda販売店へ届けられ、地域の復旧、復興のために役立てられています。
ビーチクリーン活動

「素足で歩ける砂浜を次世代へ」というスローガンのもと、「ゴミを捨てない、見つけたら拾う」という意識向上を目的に2006年からはじまったHondaビーチクリーン活動。魚類学者でタレントのさかなクン率いる探究隊40名、Honda関係者、鎌倉市民200名が集まったこのイベントに、六三グループの有志社員も参加しました。オリジナルの清掃機材も使用しますが、基本はあくまでも「人の手で拾うこと」。いつかビーチクリーン活動が必要なくなることを目指して、私たちは今後もこの活動を積極的に応援していきます。
雇用・労働安全への取組み
SDGsの合致項目
女性活躍推進
「六三女子部」

2016年2月、女性活躍推進の取組みとして、「六三女子部」が発足。現在は、労働安全衛生委員会の分科会として6名の女性社員が活動しています。女性の出産休暇・育児休暇や男性の育児休暇をサポートするために、取得準備から復帰までの流れを冊子にして全社員に公開。女性社員が安心して利用できる休養室も設置しました。また、女性社員向けアンケートを毎年実施し、働くうえでの悩みやキャリアアップに対する意識などの調査も行ってきました。 2022年度には、この女性社員向けアンケートや就業実績を基に、3年を期間とした女性活躍推進に関する2つの目標(一般事業主行動計画)を策定。その計画目標は社内のネット上で公開し、情報の一部は外部にも公表しました。現在は、目標の一環として休暇促進に取組んでいます。今後も六三女子部は、「誰もが働きやすい環境づくり」を目指して活動を続けていきます。
ダイバーシティへの取組み
外国籍社員の雇用

グローバル化が進む現代において、企業にはダイバーシティへの配慮が求められています。六三グループでは外国籍人材の雇用に取組み、2025年3月現在7名の外国籍の正社員を雇用。多様な人材を活用することで、新たな視点でのイノベーション創出や生産性向上が期待されます。また、外国籍社員も育児休暇を取得するなど、国籍を問わず誰もが働きやすい環境を整備。今後も外国籍社員の雇用をはじめ、グループ内のダイバーシティを積極的に推進していきます。
出産休暇/育児休暇/
介護休暇

仕事と家庭の両立を支援するため、出産休暇・育児休暇・介護休暇制度の整備を積極的に行っています。2017年度からは、出産休暇、育児休暇をさらに取得しやすくするため、面談シートを作成。産休入りから復帰までの不安を軽減する仕組みとなっています。また、育児休暇復帰後には短時間勤務の制度を設け、個々の状況に合わせた働き方をサポートしています。
在宅勤務制度

育児や介護と仕事を両立していきたいと考える社員も少なくありません。そういった社員の声に応えるため、六三グループでは「在宅勤務制度」を導入しています。通信手段の発達により、会社に来なくても仕事ができる社会となっている現代。だからこそ、社員の働き方にも多様性を認めるべきだと考えています。新型コロナウイルスの感染拡大により多くの企業でリモートによる業務の推進が始まり六三グループでも多くの社員が在宅勤務となりました。国内に複数の営業拠点と生産拠点をもち、様々なネットワークを通じて業務を行ってきた六三グループならではのノウハウを活かし、長く働いてもらうための手段として、今後も在宅勤務を推進していきます。
ワークライフバランスの充実
ノー残業デー/21時退社/サマータイム/在宅勤務

六三グループでは、社員のワークライフバランスを大切にする取組みを進めています。毎週水曜日を定時退社とする「ノー残業デー」や、21時以降は原則残業禁止とする「21時退社」ルールを実施するなど、ワークライフバランスと同時に生産性の向上も目指しています。また、「在宅勤務制度」や、夏季には出勤時間を前倒しできる「サマータイム制度」なども導入。働き方の多様化や価値観の変化により柔軟な制度が求められる今、ますます進化する通信技術を駆使することで、社員の満足度と企業成長の両立を実現したいと考えています。
労働安全衛生委員会
ハラスメント窓口/ストレスチェック

労働者の働く環境を守るため、一定の基準に該当する職場では、安全委員会及び衛生委員会を設置することが義務付けられており、六三グループでも労働安全衛生委員会を設置し、より良い職場環境づくりのための取組みを進めています。2022年4月から中小事業主においてもハラスメント対策が義務化されたことにより、ハラスメント窓口の設置や、ハラスメント防止ポスターの制作・掲示を通じた啓蒙活動を実施。また、2015年12月から義務付けられている、全社員に対する「ストレスチェック」も毎年実施し、社員のメンタルヘルスケアに役立てています。
交通安全講習会

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)様から講師をお招きし、業務上で社用車を運転する社員を対象に「気づく運転、優しい運転〜JAF流事故回避術〜」をテーマに講習会を開催しました。社員の安全を確保すると同時に、通行する人たち全てを守るためにも、今後も定期的に開催する予定です。
避難訓練

大きな災害が起こったときに、人的被害を最小限に抑えるために日ごろから備えておくことが重要です。東日本大震災を経験した水沢工場では、毎年避難訓練を実施。担架による救護活動や、工場が停電した場合を想定した訓練、工場から自宅までの到着時間を計測するなど、万が一の事態に備えて、社員全員が真剣に取組んでいます。
安否確認システムの導入

災害発生時に社員やその家族の安否を確認することは、企業の重要な役割のひとつです。六三グループでは、BCP(事業継続計画)の一環として、安否確認システムを導入。また、災害などの緊急事態に遭遇した際に、事業資産の損害を最小限にとどめて事業を継続するためのBCP策定にも取組んでいます。
5S活動


働きやすい職場環境の構築に必要なのが5S活動です。整理・整頓・清掃・清潔・躾の5項目をチェックし、徹底することで、正しい仕事の手順と品質を守ることができます。六三グループでも毎日始業時に身の回りの整理・整頓を中心として行う5Sタイムを実施。さらに毎月1回、各部署の活動状況を確認し、必要に応じて是正しています。また、水沢工場では温度・湿度の管理を徹底し、年間を通して工場内の温度は23度±2度、湿度は55%±5%に設定されています。天候に左右されずに印刷を行うことで、品質の安定はもちろん、社員の体調維持にも役立っています。
オフィス環境


各種感染症対策マニュアルを用意し、社員を守る取組みを強化しています。換気や空調にも配慮し、六三グループの本社で最も社員が集まる制作フロアには、空気清浄機能がついた大型多機能加湿装置も設置。快適で健康的なオフィス環境で、社員の働きやすさを支援しています。2024年8月には、制作フロア内のレイアウトを変更。新設したフリースペースは打ち合わせだけでなく、仕事の気分転換やランチにも利用でき、社員同士のコミュニケーション活性化につながっています。さらに、10月からは健康的な食事ができる置き社食サービス「オフィスでやさい」を導入。購入率(2024年10月〜2025年2月間の平均値)は約94%と好評で、社員の健康意識や生産性の向上に貢献しています。
情報開示・コミュニケーションへの取組み
SDGsの合致項目
六三カレッジの開催

社員が持つ知識やノウハウを共有・活用することで会社全体の価値を向上させるナレッジマネジメント。この考え方を重要視する六三グループでは、「人が伸びて会社が伸びる」という基本理念を実践する場として「六三カレッジ」を毎年開催しています。参加した社員が一人ずつ講師となり、この1年間で学んだことを発表。知識の共有に限らず、発表内容を考えていく中で、かけがえのない大きな経験を得ることもできます。今後もこの試みを継続し、さらなる企業力の向上に努めていきます。
サンクスカード

2017年から六三グループ社員内で、年3回のサンクスカードキャンペーンを実施しています。コロナ禍で在宅勤務社員が増えたことにより、2021年からは手書きの複写メッセージカードにかわり、Webシステムを使ってサンクスカードを贈り合うことが可能に。パソコンやスマートフォンから簡単に在宅勤務社員や地区営業所社員へ、リアルタイムでサンクスカードを贈ることができるため、贈り合う枚数は増加しました。普段伝えることができない感謝の気持ちを伝える貴重な機会となるため、今後も継続して実施し、日頃言葉にしにくい思いを形にすることで、社員のやる気やコミュニケーション活性化につながればと考えています。
従業員満足度向上のための取組み
ESアンケートの実施/公開

2011年から実施しているES(従業員満足度)アンケート。社員の本音を経営層に伝える重要な機会として、これまで18回実施。仕事の「満足」に関わる「動機づけ要因」と、仕事の「不満足」に関わる「衛生要因」といった設問に分け、両方の要因がともに満たされる職場環境づくりを目指しています。また、実際に社員の意見を汲み取り、働く環境の改善に努めた結果、2024年のESアンケートでは「自分の仕事に意義や価値を感じる」という声が前年の34%から43%に上昇しました。より良い環境で社員が仕事に取組めることがお客様の満足度向上につながるという考えのもと、今後も様々な角度から社員の意見を吸い上げることができるよう、継続的に実施していきます。
顧客満足度向上のための取組み
CSアンケートの実施/公開

2018年に設置された、顧客満足度向上への取組みを行うCS委員会。各種サービスのさらなる質の向上と、お客様の期待を超える企業であり続けることを目的にCS( 顧客満足度)アンケートを毎年実施しています。このCSアンケートでは、普段知ることのできない「お客様の生の声」を吸い上げ、営業部門だけでなく、制作部門や管理部門など全社的に“ お客様にとっての六三グループ” を見つめ直す重要な機会となっています。また、集計結果をただ開示するだけでなく、お客様からの声を数値化、分析したレポートを作成し、全社員で共有することで今後のサービス向上への取組みに活用。六三グループをより良い企業へと成長させるための大きな役割を果たしています。
社員のつながりを深める社内報「しゃいん」の発行

六三グループでは定期的に社内報を発行。社内報編集委員が中心となり、全国の社員と協力しながら制作しています。社内イベントやニュース、仕事の好事例、地区営業所の特色などを紹介することで、グループ全社員のつながりを深めるコミュニケーションツールとして機能しています。
2021年度からは、パソコンやスマートフォンですべてのバックナンバーを読み返せる環境を整え、社員の「知りたい」に応え続けています。
社内ポスター「私のSDGs」

ますます関心が高まるSDGs。六三グループでは、「SDGsをもっと自分ごととして考えてほしい」というコンセプトのもと、社員一人ひとりの「私のSDGs」をポスターとして発表する試みを2021年より実施。2025年4月の時点で176名分までを制作し、エコバッグやマイボトルの使用、地産地消、ごみの分別徹底、再生素材の推進、食品ロス削減など、バラエティ豊かな目標が展開されました。また、ポスターは六三グループの全営業所に掲示されるので、社内での反響も大きく、社員たちのSDGsの意識向上にも貢献しています。
社員情報共有のための取組み
きくちえぶくろ/ムツウィキ/社内報

六三グループでは、社内コミュニケーションの活発化や業務効率化、グループ全体のスキルアップを目的に、様々な情報共有ツールを活用しています。社内全体で情報を共有する掲示板「ムツウィキ」では、仕事に役立つ情報や注意事項、成功事例などを書き込み、シェアすることで、スキルやノウハウの高位平準化、作業効率の向上に貢献しています。2023年6月からスタートした社内コミュニケーションツール「きくちえぶくろ」では、仕事に限らず、身近な疑問やプライベートでの悩みをみんなで解決する場として社員からも好評です。また、グループ全社員のつながりを深めるツールとして定期的に発行しているのが社内報「しゃいん」です。社内イベントの報告や仕事の好事例、全部門の社員紹介など多岐にわたる内容で、社内報編集委員が中心となり、全国の社員と協力しながら制作しています。
財務・業績への取組み
SDGsの合致項目
損益の共有

財務状況の共有を図るため、毎月1回、管理職が集まり、損益の情報をシェアしています。企業活動の要となる損益を全管理職が知り、さらにメンバーへ伝達していくことで、全社員に財務状況が共有されます。さらに各部署ごとに何をすべきか、どのような行動につなげていくかを考えることで、財務状況に関するPDCAサイクルが生まれます。
受注管理フロー

印刷業向けに特化したMISソフトと自社開発の案件管理システムを組み合わせ、売上計上まで正確かつタイムリーな業績管理体制を構築しています。データベースに情報を蓄積することで過去の実績も一元管理され、業務効率化にも貢献しています。
GET100プロジェクト

六三グループでは、企業が安定成長の段階に入るとされる「売上100億円企業」へ成長することを目標に、役員や各委員会の代表者による「GET100委員会」を設置。そのメンバーが中心となり、健全な財務フローのもとで、達成までのプロセスを経て強い企業体質をつくり上げるための取組みとして「GET100プロジェクト」を進めています。また、年1回の全社員ミーティングで、プロジェクトの進捗や結果を社員へと共有。目標達成に向けた社員一人ひとりの理解と自覚を深めています。
健全な財務フロー

業績を向上させて利益を出し、社員に還元し、税金を納め、そして未来へ投資することは、企業として重要な社会的責任です。六三グループでは、業績を上げるための企業努力と同時に、会計において不正やミスが起こらない仕組みを構築。出納担当者と帳簿担当者を分離し、複数の担当者によるチェック、監視を徹底するなど、健全な財務フローを実現しています。